遺品整理・生前整理に関する豆知識

生前整理を行うための不用品を廃棄する方法とは

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今まで説明させていただいた通り、生前整理とは生きているうちに身の回りの物や財産の整理を行うことです。別名老前整理とも言い、自分の死後に残された家族が迷惑しないように行うものです。生前に持っている物を整理し処分することで、自分の人生に余裕が生まれ、残された時間を有意義なものにできるというメリットがあります。スムーズに生前整理を行う上でのポイントは、まずは財産目録の作成です。不動産や現金だけでなく、預貯金や有価証券、保険証書などもしっかり明記しておきましょう。次に不要なものは処分することです。使うものと使わないものに分け、物をできるだけ少なくしましょう。そして、これは大切なことですが自分のペースで行い無理はしないことです。決して一気にやってしまおうとはせず、焦らずに着実に片付けていきましょう。そして前向きな気持ちで行うことが大切です。自分の死を考えることは後ろ向きなことではありません。残された人生をより豊かにするために必要なことだと考えてください。

物を正しく仕分ける

先に述べた要らないものの処分方法についてより具体的に考えていきましょう。生前整理で物を処分するとはいってもやみくもに荷物を分けるだけでは、いらないものをためこんだままになったり、必要なものを誤って捨てたりして生活に不自由することがあります。物を正しく仕分けるために、基本的なポイントを押さえておきましょう。最初にすることは、今後の生活で必要なものといらないものを分けることです。まずは部屋のなかに仕切りを作り要らないものと要るものに分けていきます。一気に家全体のものを片付けようとせず、時期ごとに特定の場所を対象としましょう。荷物を小分けにしながら整理していくこともおすすめです。断捨離のポイントは、気軽に捨てられるものから処分していくことです。これにより確実にものの数を減らせて整理がはかどりやすくなります。家に物があふれている、と感じた時は1日数個程度でもいいので処分する習慣をつけましょう。仕分けに迷ったときの対策として、段ボールなどの箱を利用することも考えましょう。ここに一定期間納めてから、改めて今後の生活で必要かを考えることができます。100円ショップでもフタつきのボックスが気軽に買えるため、それを保管用に使うこともおすすめです。ボックス本体が軽量であり、収納時は積み重ねられるため、仕分けに迷った荷物のキープにも最適です。写真やアルバムなど思い出の品は、USBやCDなどにデジタル化するとスペースを省くことができます。

不用品の処分はどうする?

不用品の処分方法を知ることで処分することへの迷いが消えたり、それまで考えていたやり方よりも効率のよいものを選択できたりします。不用品だったものが有効活用できるようになるかもしれません。処分方法について知り自分の生活に一番合った方法を選びましょう。

不用品を自治体で捨てる方法

自治体で不用品回収してもらう一番のメリットは、料金が安くつくということです。何故なら自治体の不用品回収費用の一部が税金によって賄われているからです。また、自治体は各市区町村にあるため、どこに住んでいても回収してもらえますし安心できることが最大のメリットと言えるでしょう。では、デメリットは何でしょうか。自治体を利用する場合は、事前に粗大ごみの回収を申し込まなければならない(2か月ほど前に)、指定場所まで粗大ゴミなどの不用品を運ばなければならない、といった手間がかかることが多いです。また、自治体の場合は指定場所まで不用品を運ばなければなりませんので回収してもらいたい不用品が大きくて重いものだった場合、女性やお年寄りでは大変だと思います。そして、エアコンやテレビなど家電リサイクル法の対象機器は回収してもらえないというデメリットが挙げられます。

不用品をお金に換える方法

不用品の処分を急がない場合はフリマサイトやネットオークションに出品する方法があります。他にフリーマーケットに出す、中古品買取業者に持って行くなどして換金できる場合もあります。まずはフリマサイトについて説明します。有名なサイトとしてはメルカリやラクマなどが挙げられます。サイトを使うと多くの人に見てもらえるので、買い手が見つかりやすくなるのがメリットです。ただ、写真や説明文の登録や売却後のクレーム対応は自分でする必要があります。また、送料や手数料がかかる場合が多いことにも注意してください。次にヤフオクやモバオクなどのネットオークションですが、フリマアプリとの大きな違いはフリマアプリでは価格をこちらで決めることができるのに対してオークションではオークションの方式によって落札価格が決定される点です。他には取引されている商品がそれぞれ違う点や利用者層が違います。目的なども違ってきますので雑貨などを簡単に売ろうと思ったらフリマアプリの方がお手軽だと言えます。そして、地域などで行われるフリーマーケットですが開催場所やある程度商品を集めなければならない、など手間はかかります。しかし、ネットと違い、お客さんと直接やり取りできることはフリマの醍醐味だと言えるでしょう。他には買い取りサービスに特化した買い取り専門店に不用品を売る方法もあります。ネットに自分で商品を出すことに比べると写真の用意やネットの手続きなどがなく楽に処分できますが、その分安く買い取られることが多いです。いずれもある程度の手間はかかりますので自分に一番合った方法を選ぶといいでしょう。

友人や知り合いに譲る

友人や知人で欲しいという方がいる場合は不用品を譲ることもできます。大きな家具などは持ち運びが大変なので、ヤマト運輸のらくらく家財便といったプロのサービスを利用することをおすすめします。他にも洋服や雑貨など必要な方へ寄付するという方法もあります。実際に不用品を回収して寄付活動を行っている団体もインターネットなどから沢山探し出すことができます。

不用品の処分を業者に依頼する

不用品業者が自宅まで不用品を引き取りに来てくれるサービスを頼むこともできます。自治体に処分を申し込むのと比べると日程の都合や回収場所への運び出しも必要ないため手間がかかりません。自分で捨てることが難しい大きな家具や面倒な家電を持って行ってくれるので便利です。労力を省ける他、買い取り可能な家具などがあれば料金を安く抑えることができるなどのメリットがあります。その反面、費用が発生し、無許可の業者を使用するとトラブルになる危険性があるなどのデメリットもあります。家庭から出た不用品(ごみ)を回収するためには、自治体の許可が必要です。業者を利用する際は自治体の許可を取っているか確認し、依頼する前に料金についての確認も必ず行うことが大切です。

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