遺品整理・生前整理に関する豆知識

遺品整理にとりかかる前に生命保険をチェック

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保険会社を特定します

生命保険は、どこの会社に入っていたか、ご遺族でもよく把握していないケースが多いですね。遺品の整理で、保険証券の探索は、大切な作業です。証券を探すと同時に保険料の引落を銀行の通帳で照らし合わせることが良いですね。保険料の支払いは、年払いもありますが、多くは、月払いが多いようですから通帳の記録からでも探索できます。

死亡保険金を受け取る前に内容を確認します

生命保険は、次の点を確認することが必要です。
確認したいのは、保険受取人です。加入の時によく考えずに保険契約者と保険受取人を決めてしまった方が多いと思いますが、死亡保険の受取には、こちらがとても重要です。
一般的なケース
保険契約者(今回お亡くなりなった方)が、誰を受取人になっているかです。保険契約者が、配偶者(夫または妻)や子供さんを受取人になっている場合は、その保険受取人の配偶者人や子供さんがが受け取ることになるので、手続きはスムーズです。
複雑なケース
1のパターン
保険契約者が、受取人に本人を指定したケース。養老型の生命保険に多くみられます。この場合は、例え(夫や妻)でも簡単に保険を受け取ることは、できません。なぜなら、保険契約者の本人の財産で、相続財産として、遺産分割協議に基ききちんとした相続手続きを行う必要があるからです。
2のパターン
保険受取人が保険契約者より先に死亡し、受取人を変更していないケースです。例えば、ご主人が保険契約者であり、受取人が奥さんであった場合です。奥さんが先にお亡くなりになっていた場合です。本来は、受取人を事前に変更するのですが、そのままになっていた場合です。このケースでは、その相続人のなかで均等に分けることになっています。
通常の遺産相続では、法律で定められた「法定相続割合」という割合に応じて遺産を分割したとえば母は2分の1、子どもは4分の1など相続人によって受け取り割合が異なります。しかし保険金の受け取りにおいては、法律によると、保険金額を相続人の人数で割り、相続人はそれぞれ同じ金額を受け取ることになります。

保険受取のための手順と書類

連絡方法は、電話や書面などです。すると保険会社から必要書類の案内と保険金請求書が送られてきます。
保険金請求に必要な書類は以下の通りです。
1.請求書 2.被保険者の住民票 3.受取人の戸籍抄本 4.受取人の印鑑証明 5.医師の死亡診断書または死体検案書 6.保険証券 このほかに相続人が複数の場合は、遺産分割協議書が必要になります。これらの書類を用意して保険金受取人が請求手続きを取ります。

生命保険会社が書類を受付け、支払の可否を判断します。

死亡保険金を受け取ることになります。

遺品整理の経験者から体験談を聞いてみました

こちらは、実際に業者さんを利用せず自らごご家族の遺品整理を行った体験談です。生のお話なのでぜひご参考にしてお役立てください。
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