遺品整理を依頼するときに、もっとも気になるのが「料金はいくらかかるのか」という点ではないでしょうか。
しかし、実際の費用は部屋の広さや荷物の量、地域、業者のサービス内容によって大きく変わり、「相場が分かりにくい」「提示された金額が高いのか安いのか判断できない」と悩む方が少なくありません。
そこで本記事では、ご自身の状況に合った適正な料金を知るための3つの見積もり方法を詳しく解説します。
この3つのステップを順に進めることで、無駄な出費を避け、納得のいくサービスを安心して受けられるようになります。
「まずは相場感をつかみたい方」も、「すぐに業者に依頼を検討している方」も、ぜひ参考にしてください。
遺品整理の料金が業者によって違う理由
遺品整理を依頼すると、同じ間取りや荷物量でも業者によって見積もり額が大きく変わることがあります。これは「ぼったくり」ではなく、料金を構成する要素が多いからです。
- 作業量・部屋の広さ・荷物の量
1Kでも家財が多ければスタッフ数や作業時間が増え、料金も高くなります。 - エリアや交通費の影響
作業現場までの距離、車両費、駐車料金なども見積もりに含まれることがあります。 - サービス内容やスタッフ数の違い
清掃や供養を含むプランか、単純な搬出のみかでも金額は大きく変わります。
つまり「相場が分かりにくい」理由は、このように要因が多く、業者ごとに算出基準が異なるためです。
だからこそ、見積もりを比較して適正料金を見極めることが重要になります。
適正料金を知るための3つの見積もり方法
1. 業者ホームページや料金表から調べる
業者ホームページや料金表から調べる
まずは各業者のホームページに掲載されている料金表を確認するのが第一歩です。
「1K 30,000円〜」「2DK 70,000円〜」といった表示を見れば、相場の大まかな目安をつかむことができます。
ただし注意すべきなのは、表示されている料金があくまで「最低料金」であること。
荷物の量、作業スタッフの人数、追加サービス(供養・清掃など)の有無によって、実際の請求額は数万円単位で変動します。
料金表は「大まかな目安」としてとらえるのが安全です。
また、料金の表記方法にも業者ごとの違いがあります。
- 積み放題パック方式
「軽トラックいくら」「2tトラックいくら」といったトラック単位の料金表示です。
主に不用品回収業者に多く、作業の中心は回収と廃棄になります。
大量の家財を一括処分する際にはわかりやすい方式ですが、仕分けや整理といった遺品整理特有の作業が含まれていない場合もあります。 - 間取り別料金方式
「1K ○○円〜」「2DK ○○円〜」といった間取りごとの料金を公開しているのは、遺品整理業者に多い方式です。
こちらは単なる廃棄作業ではなく、遺品の仕分け・形見分け・供養などを前提としたサービスの料金を基準にしていることが多いため、より遺品整理に特化した目安になります。
つまり、同じ「料金表」といっても、不用品回収業者の価格設定と、遺品整理専門業者の価格設定とでは中身が異なるのです。
料金表を見る際は、「この業者はどういう作業を想定しているのか」を読み取ることが大切です。
当社の料金について
当社では、遺品整理の実態に即した料金をできるだけ分かりやすくお伝えするために、間取り別と箇所別に細かく料金を表示しています。
これにより「自分の場合はいくらぐらいになるのか」をイメージしやすく、安心してご相談いただけます。
詳しくは下記の リンクバナー より料金表ページをご覧ください。
2. 写真・電話で概算見積もりを取る(オンライン見積もり)
次のステップは、スマホで部屋や荷物の写真を撮り、メールやSMSで送って概算を聞く方法写真・電話で概算見積もりを取る(オンライン見積もり)
スマホで部屋や荷物の写真を撮影してメールやSMSで送ったり、電話で状況を説明して概算を聞く方法です。
忙しい方や「まずは大体の費用を知りたい」という方に便利な手段です。
- メリット:手軽で、短時間でおおよその金額感を把握できる
- デメリット:現地を直接確認しないため、必ず本番の見積もりとの差が出る
この方法のポイントは、必ず金額が変動することを前提に利用するという点です。
つまり「金額が変わるのは当たり前」であり、その誤差が大きいか少ないかが業者の信頼性を測るポイントになります。
注意すべき点は以下のとおりです。
当社の場合
当社では、豊富な実績をもとに おおむね10%前後の誤差 で概算を提示しています。
あいまいな「だいたいこのくらい」ではなく、現地見積もり後に大きなギャップが出ないよう配慮しています
わざと安く見せる業者に注意
低い金額を提示しておき、後から大幅に増額する業者も存在します。
「安すぎる概算」は疑ってかかることが大切です。
担当者の経験値で誤差は変わる
経験不足の担当者が算出した概算は、本番見積もりと大きく乖離する場合があります。
見積もり担当者が信頼できるかどうかも確認しましょう。
3.現地見積もりで複数社を比較する
最も確実で安心できるのが、現地にスタッフを呼んで見積もりをしてもらう方法です。
直接確認してもらうため、金額の誤差が少なく、作業内容についても詳しい説明が受けられます。
では、なぜ複数の業者から見積もりを取ることがおすすめなのか。
その理由は2つあります。
- 遺品整理の利用経験が少ない方が多く、料金相場が分かりにくい
- 遺品整理というサービス自体が比較的新しく、全国的に統一された料金体系がまだ定着していない
つまり、単一の業者の見積もりだけでは「高いのか安いのか」「妥当なのかどうか」が判断できないのです。
複数社から見積もりを取ることで、次のような項目を比較できます。
- 料金(基本料金・追加費用の有無)
- サービス内容(仕分け・供養・清掃などが含まれるか)
- スタッフの接客姿勢(説明の丁寧さ・清潔感・言葉遣い)
- 見積書の明確さ(住所や社印、内訳がしっかり記載されているか)
- 追加対応の柔軟さ(急な追加作業・日程変更への対応力)
この5項目を比較することで、料金だけでなく、総合的に満足できる業者を選ぶことができます。
当社の取り組み
当社では、料金の安さだけを競うのではなく、総合的な安心をお届けできるようアドバイスできる専任担当者のみが現地に伺っています。
「料金・サービス・接客」のバランスを重視しており、お客さまが納得してご依頼いただけるよう努めています。
詳しくは下記の リンクバナー から当社のサービス詳細をご覧ください。
見積もりで注意すべき失敗例
「見積もりを取ったのに失敗した」という声もあります。よくある例をまとめると次の通りです。
- 口頭やメモだけで正式な見積書が出てこない
- 「追加料金はありません」と言われても書面に記載がない
- 約束の時間に大幅に遅れる、謝罪もない
- スタッフの服装や言葉遣いが乱雑で不安になる
- 見積書に会社住所や印鑑がなく、信用できない
どれか一つでも当てはまれば、その業者は避けた方が賢明です。
料金だけでなく、信頼できる業者かどうかを見極めるのも見積もりの大切な役割です。
こんなに安くできないよ!遺品整理の料金がバラバラな理由
ネットで調べると「1K 3万円〜」や「ワンルーム 2万円〜」など、びっくりするほど安い料金を目にすることがあります。
ですが実際に作業を依頼すると、その金額で済むことはまずありません。
なぜなら、料金の出し方に違いがあるからです。
- 不用品回収の「積み放題パック」を基準にしている場合
- 遺品整理専門の「間取り別料金」を基準にしている場合
このように、何を基準に「相場」とするかで数字が大きく変わるのです。
当社では、遺品整理に必要な仕分け・整理・搬出・清掃まで含めた現実的な料金表を提示しています。
そのため、当社の料金を見ていただくことが、実際の相場を知る一番確かな方法になります。
間取り | 料金目安(税別) |
---|---|
1K〜1DK | 50,000円〜100,000円 |
2DK〜2LDK | 150,000円〜250,000円 |
一戸建て | 250,000円〜400,000円 |
遺品整理の相場より「安くなるケース」「高くなるケース」どこが違う?
遺品整理の相場より安くなるケース
- 荷物が少ない:家具や家電がほとんどなく、袋ごみや小物が中心。
- 搬出条件が良い:エレベーター付き・1階・駐車場が近いなど。
- 一部作業を自分で行う:分別や袋詰めを事前に済ませている。
- 処分品が少なくリサイクル品が多い:再販できる家具・家電が含まれている場合。
遺品整理の相場より高くなるケース
- 荷物が多い・散らかっている:分別や袋詰めに人手と時間がかかる。
- 搬出条件が悪い:階段のみの4階以上、廊下が狭い、駐車場が遠い。
- 特殊清掃や消臭が必要:孤独死や長期放置など。
- 処分品が特殊:金庫・ピアノ・大型家具・産業廃棄物など、処理費が高い物。
- 遠方での作業・交通費がかかる:地方や離島などで作業員や車両のコスト増。
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運営(一社)家財整理センター
業歴20年・年中無休:クレーム
遺品整理・荷物整理・ゴミ屋敷片付け・家の片付けとメンテナンス
本社:埼玉県入間市上藤沢881-1
インボイスT9030005020032
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- 埼玉県:全域(所沢市・さいたま市・川口市・熊谷市など)
- 東京都:23区・多摩地域(一部地域は提携対応)
- 神奈川県:川崎市・横浜市ほか(東京寄りが中心)
- 千葉県:松戸市・市川市・船橋市ほか
- 群馬・茨城・山梨の一部エリア