片付け作業の色々事例

遺品整理で探したい書類やお品は、現金・貴金属ばかりではありません

遺品整理
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相続探索遺品とは、亡くなった人の遺品の中から、相続人が所有権を持つ物品を探し出す作業です。相続には、法的手続きや手続き期限がありますので、迅速かつ正確に行うことが求められます。以下に、相続探索遺品の方法、手順、ポイントについて具体的に解説します。

【方法】 相続探索遺品には、大きく分けて次の二つの方法があります。

  1. 自力で探す方法 まず、相続人が遺品を探し出す方法です。亡くなった人の部屋や家を探し、遺品が保管されている場所を探し出します。また、遺品があったかもしれない場所、友人や知人の家なども調べます。手がかりとして、亡くなった人が生前に話していたこと、趣味や嗜好なども参考にします。
  2. 専門家に依頼する方法 次に、相続人が専門家に依頼する方法です。遺品整理業者や相続手続きを行う弁護士などの専門家に相談し、探索作業を依頼することができます。専門家は、遺品の保管場所を探し出すだけでなく、所有権の問題や法的手続きにも詳しいため、安心して任せることができます。

【手順】 相続探索遺品の手順は、以下のようになります。

  1. 相続人の確認 まず、亡くなった人の相続人を確認します。相続人が誰なのかによって、遺品の所有権や相続手続きの手順が異なるため、重要なステップです。
  2. 遺品の調査 相続人が自力で探す場合は、亡くなった人の家や部屋を探します。専門家に依頼する場合は、遺品整理業者や弁護士に依頼します。
  3. 所有権の確認 遺品を見つけたら、所有権を確認します。所有権が複数の相続人に分かれる場合もありますので、正確に確認する必要があります。

遺品探索はお任せください

弊社では、ご遺族の方が発見できないで見落としてしまった貴重品や相続に必要な書類など片付けと一緒にお探ししてお渡ししています。
ご遺族の方が行う遺品整理に参考にしてください。また、点検後に遺品整理を業者に依頼する際にも念のため気になるものがあれば保管していただくようにお願いするとよいでしょう。

ご遺族の方は、丹念に遺品を点検探しますが、それでも見落としてしまうものもあります。発見できずに捨てしまってもほとんどの物は、少し面倒な手続きがありますが、解約や換金、廃棄の手続きができます。問題になるのが、発見できずに解約や換金、廃棄などの手続きが遅れたり手続きを取らないことで相続財産が目減りすることです。

◎現金について
最近はカードが普及し手元に現金を置いておく方も少なくなったようです。少なくなったといっても人によって封筒に現金を小分けして保管する性格の方やいざという時のタンス預金が亡くなったわけでなく、本の間や布団の中、食器棚の中から発見されることもあります。ご遺族の方が探しても見つかることがないこともあります。

◎預金について
預金は、ご本人が亡くなると相続が確定するまで特例を除き下ろして使うことができませんし、銀行で預金の凍結を行われます。従来のように通帳とカードがあれば発見しやすいのですが、最近は、ネット専門の銀行も普及しカードの探索は、必須です。また、カードを使わない金融資産もあるのでデジタル資産の調査は時として専門家の力を借りる必要も見られます。
探し保管するもの:カード預金通帳・パソコン(壊すことなく保管)・金融機関からの郵便物
パソコンは、必要に応じでデジタル資産の調査に使います。


不動産の登記済権利書について
ご自宅の不動産をお持ちの方であれば、登記済み権利書を保管されています。売買や相続に必要となる大切なものですが、発見できない場合でもご心配いりません。売買・相続の登記を行う前に司法書士さんが「保証書」を作成して登記をおこないます。

◎賃貸契約書
お住まいを借りていた場合は、賃貸契約書を探し出します。見つからないといっても大きな不利益を被るものではありませんが、遺品整理後の賃貸契約の解約や配偶者の方への名義変更(譲渡)を行う時の取引の確認ができます。

公共料金関連について
公共料金は、解約するものと引き続き配偶者などが使用するための名義変更手続きの2つがあります。その中で市区町村での手続きが必要な公共料金などは、できるだけ一回で終わるように書類を準備してお伺いし手続きを行うとよいでしょう。

市区町村で行う手続きと書類
健康保険証・マイナンバーカード・国民年金手帳・印鑑カード・水道料金の通知書類などは、死亡届と同時に市区町村で手続きができます。

電気・電話・ガスなどは領収書や請求明細などがあればスムーズですが、ない場合は、お客様番号などで手続きを進めることができます。

生命保険について
生命保険は、保険証券と併せて有効であるかを確認します。また、証券が見つからないこともありますが、保険のしおりなど関係書類からも判断します。また確認方法として保険会社から送られてくる書類のほか通帳の引き落としを見ることもおすすめします。保険料の支払いは、一時払い。年払い、月払いがありますので通帳でも確認ができます。

ローンやクレジットなどの借金について
生前故人名義で抱えていたローンやクレジットは、金融機関からの明細を発見することでわかりますが、併せて銀行の引き落としなどを確認します。

相続に必要な書類について
故人の身辺整理には公共料金の解約や名義変更、ローンクレジット精算などたくさん行う費用がありますが、これらを把握するためには、請求書・通知書などが役に立ちます。これらも慎重に整理し、落ち着いたら手続きを取る必要がありますので、片付ける最中は、一点ずつ確認している時間がありませんから、段ボールなどにまとめ後日整理するとよいでしょう。
多くの大切な書類は、玄関わきの靴箱の上の書類、パソコンデスクの上などの書類やドアポストの郵便物などから比較的新しい相続手続きに必要な書類が多くあります。

遺品整理にあたって探し物の注意点

遺品整理を行うにあたっては、相続人が事前に貴重品などを探し出し財産と借金を確定させて部屋の中にある家財をご遺族の方が片付けます。時として部屋の家財を片付けを業者に依頼することもありますが、その場合は、貴重品等を探した後に依頼する方がよいでしょう。

関連サイトご案内

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《記事制作と責任者》
大野大助(おおのだいすけ)
空き家管理士
一般社団法人家財整理センター代表理事
20年間の実務経験後代表理事に就任。
現在、相談業務と現場管理を担当
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